4)配管 |
---|
配管といっても、私の場合はあまりノウハウはありません。殺菌灯やら、濾過装置やらをつけるわけでもなく、スキマーも投げ込み式にしましたので、配管につなげるわけではありません。
よってエンビ溶接したエンビソケットからポンプへつないで、家の外へ出し、クーラーを介してから宅内へもどし、そこから水槽へもどすだけです。
一応、ダイアグラムです。見てわかるとおり、非常にシンプルです。
配管は、直線部分は 20mm の HI 管を使っています。また、殆どの接合部は、HI 管のエルボと、チーズを使っています。ただし、サンプから揚水用ポンプへは、耐圧ホースを使いサンプに伝わる振動を少しでも少なくと考えました。また、揚水用ポンプから、床下配管へつなぐ部分もポンプからの水流抵抗を押さえるために、耐圧ホースを使ってまげ半径を稼ぎました。
また、ポンプの両端は自在ボールバルブをとりつけ、ポンプを取り外すことができるようにしてあります。自在ボールバルブとポンプもネジ込み式にシールテープでつなぎ、後々再利用できるようにしてあります。20mm 用自在ボールバルブ自体も、けっこう値がはりますし、ポンプも将来的に、変更する可能性もあります。
水槽内部へは、フロー管を通じてではなく、一旦水槽上部へ配管してからエルボ2個を使ってU字をつくり、水槽底面までのばしてから、エルボを使って底面に平行に配管し、その管には穴をいくつかあけてシャワーパイプとし、ライブサンド表面へ水流を作るようにしました。
水槽へもどすU字管は、水流を止めたときにサイフォンにならないように、穴をあけてエアーチューブを通し、空気が入るようにしました。ポンプが止まり水位が下がると、エアーチューブから空気が逆流することになります。屋外配管を変更するときもできるだけ管内の水が出ないよう、屋外からの配管と水槽へのU字管の間にボールバルブを入れました。後にクーラー設置の場合にこのバルブとポンプの両端のバルブをしめて海水が流れ出ないようにします。
前述したように、はじめからこの場所に水槽を置く予定でしたので、給水用の蛇口と、排水用の排水口をつけてありますが、サンプからポンプへつなぐ配管を分岐し、ボールバルブを介して排水口に流れるようにしてあります。サンプ内の海水のみであれば、ポンプへのバルブを閉め、排水口へのバルブをあけることによって、簡単に排水できます。ナチュラルシステムでの通常の水換えは、サンプ程度(全水量400L程度のうち、高々約100Lぐらいまで)で十分ですので、この排水のしくみは重宝するはずです。今までは、長いホースをつかっていましたので、随分と楽になるはずです。
以上のように、あまりノウハウもなく配管自体は簡単です。屋内から屋外への配管は、最初から床下に作ってもらい、基礎部分の通気口から配管を出してあります。これを自力でやるとしたら大変です。
以下に、器具関連の表を提示します。
器具名 | メーカー | 内容 |
水槽 | プレコ | 1200×600×600 板厚12mm ガラス製オーバーフロー |
サンプ | ? | 900×450×450 板厚5mm アクリル製溶剤接着水槽 |
水槽台 | 宮嶋工務店 | 80mm 骨組ヒノキ角材 1820×620×800 天板デコラコーキング仕上 表面化粧版 ホワイトオークウレタン塗装仕上 |
照明 | オーデリック、USHIO | 灯具 オーデリックメタルハライド用ダウンライト ×2 安定器 オーデリック ×2 メタルハライド球 USHIO 10000K 250W アクア ×2 アングルフレーム ブラウン色 |
揚水ポンプ | サンソー PMD571B | 流量 53L/min 最高揚程5.0m |
水流用ポンプ | Rio 2500H ×2 OTTO 2000 ×1 OTTO1200 ×2 |
現在 OTTO2000 のみ接続 (2000/2/20現在) |
クーラー | 未接続 (2000/2/20現在) | |
スキマー | CPR | BakPuk (HSA250 に変更予定) |
ヒーター | 300W ×2 (現在は、600W 用 ニッソー電子サーモスタットにより 温度調整 水温約25℃に設定) |
スキマーは、HSA250 を使う予定ですが、現在旧水槽で使用中です。
この為、今は BakPak を暫定的に利用中。ただし、小さい割に、けっこう働くし、泡の出も良いです。気に入りました。
(配管 終わり)
Next Page !!
Back to 1200 Step by Step !!
Back to Berlin TOP !!