Chapter2 リゾートホテル

(1) 早起き

当日の朝、午前7時半ごろ出発の、JTA 宮古島直行便に乗ります。私たちは、東京の大田区に住んでいるため、羽田空港へは、わりあい近い位置にあります。それでも、ツアーの為、午前6時半頃集合しなくてはなりません。海外旅行ですと、事前に空港チケットを送ってくれることが多いのですが、国内ツアーは建前上?チケットは配布してくれないようです。(団体には、個別にチケットを配布する必要なし、ということでしょうか。大きなお世話なのですが。)チケットが無い以上、集合時間を守らないとチケットをもらえなくなってしまいます。

実際、自宅を出たのは午前5時半頃。子供達も、そんなに早く起きたことはありませんでした。しかし!「沖縄いくよ〜。」の一声で、むくむくと起きあがり、ぐずりもせず、急いで準備をし、呼んであったタクシーの乗り込みました!もう、後は行くだけです。

(2) あっという間に

羽田空港を離陸し、約3時間半たつと、既に下には沖縄の海が見えています。高度を徐々に下げ、シートベルト着用のサインが付くと、眼下には宮古島が見えてきました。天気は、晴れのようです!梅雨の中休みでしょうか?しかし、飛行機から見ると、島のところどころに、おおきな水たまりが見えます。雨の量はかなりだった様子です。そうこうするうちに、飛行機は停止し、乗客はそそくさと飛行機を降りました。ちなみに、我々の乗った JTA の宮古島直行便は、満員でした!

宮古島の飛行場は、のんびりとした感じでした。



宮古島空港の搭乗口から写したところです。良い天気です。



これが私たちが乗ってきた飛行機。座席は、左右3列ずつしかありません。



待合室の様子。こじんまりとしていますが、改築したばかりのようで、きれいです。



飛行場を出ると、すぐにタクシー乗り場です。初乗り 330円。我々はレンタカーを借りる予定ですが、飛行場からは、地理感もないのでホテルまではタクシーで行くことにしていました。タクシーの運転手さんからも、情報が欲しかったですし。飛行場の屋根は沖縄特有の瓦葺きで、雰囲気満点です!



タクシーの運転手さんは、気さくで明るい方でした。なんでも、昨日まではすごい大雨だったそうです。「お客さんは、運がいいサ〜。」とのこと。本当に、良く晴れています。道路も空いています。(空いている、というより、いつもこんな感じのようです。)運転手さんに、平良(宮古島の繁華街)で食事をするなら、どこがお勧めかを聞いてみると、「おふくろ亭」が便利で、車も呼んでくれるとのこと。レンタカーを使うことは伏せておきましたが、「おふくろ亭」は、要チェックです。

さて、15分ほどのドライブで、宮古島 東急リゾートホテルに着きました。



フロントも、リゾートっぽくていい感じです。今回のツアーは、アーリーチェックイン対応でしたので、まだ午前中でしたがすぐにチェックインすることができました。せっかく朝早く出てきたのですから、早く部屋に入り、落ち着いてすぐにホテルのプールなどで遊びたいですから。

部屋は、コーラルウィング棟の8階です。子供がいるので、大きめの部屋にしました。



部屋にはセミダブルが2台と、エキストラベッドが1台。下のチビは、ママといっしょに寝てもらいましょう。窓からは、海がとてもきれいに見えます。



この景色が部屋代の全て!と言ってもいいかもしれません。オーシャンビューは、「この為にここに来た!」と思わせる大きな要素です。

ホテルに着いた当日は、レンタカーは午後6時に予約しています。一日(24h)単位で借りますので、
返却日のことを考えると、午後6時ぐらいに借りる方が得です。それまでは、ホテル内のプールや、海岸で遊ぶことにしました。

ホテルのプールも、なかなかきれいです。



上の写真は、最終日に撮った写真なので曇っていますが、帰る日以外はずっと良い天気でした。この写真以外に深さが40cm 程度の子供用のプールもあり、もっぱら子供達はそのプールで遊んでいました。

午前中に着いてしまったので、昼食はホテルプールサイドでとりました。ソーキソバと、宮古ソバヤキソバ、豆腐ヨウ、オリオンビール、フレッシュジュースをたのみました。ビール、ジュースは、ウェルカムドリンクでサービスで、パパは上機嫌です!



さて、午後にはパパは浜に出てみたくなりました。子供達は、プールの方がお気に入りです。パパは一人で浜へ出ると、「グラスボート 本日出航」という看板が目に留まりました。見ると、あと5分で出航です。せっかく晴れたのですし、海の中だけでなく、海の上からもきれいな景色でしょうから、是非とも乗ってみたい。石垣島の川平でもグラスボート乗りましたが、違った海が見えるかも知れません。慌てて子供と家内を呼んで、グラスボートに乗り込みました。

残念ながら、急だったので、写真はありません。グラスボートの底から見る海の中はけっこうきれいでした。「けっこう」というのは、その後に見た他の海岸と比べると、「けっこう」という表現になってしまうからです。いずれにしても、良く晴れた日に船の上から見る宮古島の海はとても澄んでいてきれいでした。

ボートから戻ると、子供達はすぐにまたプールに戻ってしまいました。パパは少し浜で泳ぎました。宮古島 東急リゾートの前は、「前浜ビーチ」と言って、宮古島では一番の長い白浜が続いています。



前浜ビーチの正面には、来間島が見えています。来間島と宮古島は、「来間大橋」という農道では日本一長い橋ということです。写真に見えている橋が「来間大橋」です。

前浜は、ご覧のように長く、白い浜が続いていますが、ブイの内側でしか泳いではいけません。それは、ブイには「ハブクラゲ」を防ぐ網を張ってあることと、東急リゾートのダイビングサービスで使う船が行き来すること、そして、沖に出ると来間島との間が水路になっており、かなり流れが速いということがあるようです。ブイの内側だけでなく、浜から数百メートル内は、遠浅の白浜が続いており、珊瑚礁は、その外側に広がっているようです。前浜では、サンゴや魚は少なく、シュノーケリングはレンタカーを借りて他の海岸へ行った方が良いようです。

その日は、殆どプールで遊び、レンタカーをピックアップした後平良へ行って食事をしました。食事については、Chapter 5 で紹介します。

明日は、天気が崩れる前に、吉野海岸へ行きます。

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