Chapter5 沖縄料理食べまくり

(1) おなかすいたぞ

私たちは、東急リゾートホテルに泊まりましたが、夕食は街へでかけて地元の味を確かめたいと思っていました。しかし、地の利がありませんし、まして初めてですのでどこが美味しいのか、全くわかりません。そこで、事前に情報を得ようと思い、Chapter 1 で紹介した「癒しの島宮古島」にある、「むぬゆん広場」という掲示板で質問したりして、皆さんにいろいろと教わることができました。そこで得た情報によると、「平良(ヒララと発音する)」という街にいろいろと店が集まっているとのこと。さっそくレンタカーを借りた私たちは、平良へと向かいました。

さて、駐車場をおりると、目の前にコンビニ風の店が。



目に付いたのは、「ブルーシールアイスクリーム」。子供達が「買って!」、とせがみ始めました。
「では、食事が終わってかえってくるときに食べよう。」
沖縄料理を食べる前に、お腹が一杯になってはつまりません。

後でわかりましたが、このお店には、色々な種類の「サーターアンタギー」を売っていました。バナナアンタギー、ヨモギアンタギー、ゴウヤアンタギーなどなど。私はバナナアンタギーを買って、翌日海で食べました。もちろん、アイスクリームもおいしかったです。ブルーシールアイスは、沖縄では有名ですが、多くの種類、それも変わった種類があります。紅芋アイス、ウベアイス、サトウキビアイスなど。もちろん、フルーツ味のアイスもありますが。

さて、初日に行ったお店は、タクシーの運転手さんが言っていた「おふくろ亭」です。宮古島ガイドブック(無料)にも載っていました。電話で予約をとりました。



それほど大きい店ではありませんが、椅子席と、奥にざしきがありました。子供達が食べられるもの、と思い、「ソーメンチャンプル」を頼みました。私は、それと「海ぶどう」。それから、「ラフティー」です。味は、とても美味しかったです。また、こちらには、一合泡盛があり、ちょっと飲みたい方にはお勧めです。

(2) 地元の方のお気に入り

「おふくろ亭」には、旅行客が多くいらっしゃいましたが、翌日は、地元の方が多く来るという「海王丸」というお店に行きました。「海王丸」も、平良にあります。



実は、こちらのお店は、「プカラスダイビングサービス」のヤスさんに教わりました。なんでも、魚系がおいしいらしいです。さっそく入ってみました。(もちろん、予約しましたが。)



テーブル席もありますが、座敷がメインのようです。となりのグループの方々は、なにかの宴会のようでした。けっこう盛り上がっていましたが、
「オトーリ回させていただきます。」
などという声が聞こえてきました。「オトーリ!?」これが噂に聞く。。。まさか、こちらに廻ってくることはないと思いましたが、内心ドキドキしていました。後で聞くと、学校の先生方の集まりだったようです。お店の人に聞くと、「宮古島の男の人は、お酒強いですよ〜。」「人数分飲むのですか、やはり。」「そうですよ〜。」やはり、すごいところです。

出てくる物は、殆どが海産物。刺身や、アバサー汁をたのみ、最後にシャコガイの刺身を頼んでみました。うん、新鮮で美味しい。

さて、帰りに、やはり掲示板で教えていただいた、スーパーへよってみました。「サンエー カママヒルズ店」です。とても広い!入ってみて、うれしくなりました!海ぶどうが売っています!それも、安い!たくさん売ってる!パパは小躍りして、4パックも買ってしまいました。そうそう、泡盛も売っています。これもまた、安い。お好みの、「琉球王朝 クースー(古酒)」を手に入れました。これで、今夜は海ぶどうで一杯やれます!ついでに、土佐酢を手に入れました。これは、海ぶどうのたれ用です。

「サンエー」には、多くの郷土料理の材料を売っています。海ぶどうだけでなく、ゴーヤはもちろんのこと、チラガー、ミミガー、冷凍ソーキ、ラフティー、などなど。見ているだけで楽しくなります。

「サンエー」は、沖縄ではかなり大きなビジネスをやっているようです。HPもありました。(San-A web site

さて、ホテルかえって、シャワーを浴びたら、一杯やらなくては。ホテルの小さなテーブルは、パパに独占されてしまいました。



真ん中に見える緑の物が、海ぶどうです。写真だとよくわかりませんが、けっこうな量がありました。値段は伏せておきますが、安かったです。真ん中の小皿には海ぶどう用につけるため、土佐酢が入っています。横の泡グラスと共に、平良で購入しました。この日は、海ぶどうだけで、3杯くらい泡盛を飲んでしまいました。だんだん濃くなっていくのに気が付いたのは、翌日の朝でした。ただし、流石泡盛。頭が痛くなったりはしないのですね。

(3) やんばる喫茶

吉野海岸に行ったとき、吉野のおじさんが
「もし、食事をするなら、ここから少し北へ行ったところに、「やんばる喫茶」という喫茶店があり、そこの「ゆしどうふセット」が美味しいですよ。」と教えてくれました。吉野海岸へ行ったときは、子供達も疲れていて行けませんでしたが、翌日新城海岸へ行った帰りに寄りました。



やんばる喫茶は、ミニ動物園の中にあります。そこには、うさぎやニワトリなどが飼われていて、うさぎには餌をあげることができます。動物のいるところをもっと奥へ進んでいくと、喫茶店があります。



回りには、観葉植物が多く植わっており、薬草も育てているそうです。



やんばる喫茶の中は、おちついた感じです。パパは、吉野のおじさんのお勧め、ゆしどうふセットを頼みました。ゆしどうふの入った、宮古ソバです。美味しかったですよ。子供達も、ソーキそばを食べていました。と、そこまではよかったのですが、子供達は、見つけてしまいました!



おねえちゃんは、サンシンをつまびき、チビスケはたいこをたたきはじめました。しかし、やかましいだけです。
「コラーッ。お店に飾って有るものだから!だめじゃないか!」
パパが言っても、しばらくたたいていました。やんばる喫茶の皆さん、ごめんなさい。

(3) あぱらぎ

やはり、インターネットで教わったお店に、「あぱら樹」というおみせがあります。こちらは、今回、一番気に入ったお店です。だのに!写真をとったつもりだったのですが、写真がない!ごめんなさい!

多くの沖縄料理があり、海ぶどうもありました。娘は、ミミガーが気に入ったようです。普通はピーナッツ合えなのですが、こちらは、さっぱりと酢醤油でした。とても美味しかったです。島ラッキョの浅漬けや、ラフティなど、値段も安く、大変美味しかったです。リラックスでき、また来たいお店です。

この時も後ろで、「オトーリ回させて頂きます。」の声が!まさか、こちらに廻ってくるんじゃ。。。。今回も廻ってきませんでした。よかった、よかった。

(4) 海宝館

東平安名崎は、宮古島でも有数の観光スポットですね。観光については、Chapter 5 でご紹介しますが、東平安名崎の近くに、海宝館という買などでつくったアクセサリーの作り方を教えたり、おみやげを売っているところがあり、中にレストランがあります。東平安名崎は、岬の突端で、こちら以外には食事のできそうなところは見あたりません。観光コースの一環で、東平安名崎へ行く前にこの海宝館で食事をしていくのが流れのようです。

我々が行ったときは、海宝館の前にバスが4台も泊まっていました。これは、個人で行っても入る席がないでしょう。そこで、時間差をつけるために、直接東平安名崎へ行き、12時〜午後1時頃まで人気のあまりない東平安名崎を見て回り、バスが到着しはじめたころに、だれもいなくなった海宝館へ行きました。



う〜ん、見るからに観光だ!でも、時間があれば、貝細工などを作ってみたかったです。



ひろ〜い、団体さん対応のレストラン。宮古ソバや、うなぎを食べました。うなぎなんて、浜名湖じゃないとおいしくないだろう、なんて思っていたのですが、伊良部島は、うなぎで有名なのですね。娘はうなぎ好きなのですが、少しもらって食べてみたら、とてもおいしかったです。ソバも、とてもおいしかった。海宝館、あなどりがたし。

(5) 最後の夜は、ホテルで

レンタカーを返してしまったので、最後の夜はホテルから出られません。私たちは性懲りもなく沖縄料理のお店に行きました。殆どがコースでしたが、めちゃくちゃ高い!今までのお店に慣れてしまっているせいか、なんか、もったいないような気がしていました。子供用もありますが、それでも量も多すぎるようです。そこで、沖縄料理を単品でとることにしました。これでもお腹がかなりいっぱいになりました。パパは、いままで我慢していたゴーヤチャンプルを食べることにしました。



やはり、おいしかったです。満足、満足。帰りに、チェックをみて、一気に酔いが醒めそうになりましたが。

(6) おまけ

あぱら樹に行った帰りに、プカラスダイビングによることにしました。プカラスダイビングの掲示板でも、いろいろと教えてもらい、ぜひ、伺いたかったのです。

既に暗く成ってしまいましたが、なんとかナビの助けを借りて、たどり着きました。



車を前につけると、さっそくヤスさんがむかえてくれました。お庭の広いテーブルで、しばらくおしゃべりをしました。ヤスさんは、とても気さくで楽しい方でした。今は子供が小さいのでダイビングができませんが、いつか宮古島でダイビングをするときは、必ずプカラスに来るから、と約束して帰りました。帰りに、フジとナツが見送ってくれました。



Chapter 6 は、最終日は、奥様のご要望で観光をすることになりました。そのようすをご紹介します。

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