石垣島つれづれ記(5)

4日目:番外編

午前中のシュノーケリングが終わってから、市内観光よろしく、レンタカーをとばして石垣島の町へ行きました。

お正月中なので、殆どのお店はお休みですが、空港近くに、「サンエー」というスーパーがあり、こちらは2日でも開いていました。食料品や、日曜雑貨、衣料品などがあり、生活用品はここで全て間に合いそうです。おみやげのたぐいも有る程度有りますし、お酒もビールや、泡盛、古酒(クースーと言います。)もあります。

私は、持っていったサンダルがぶっこわれたので、ここで買いました。あと、10年物の古酒と、オリオンビールを数本。おみやげには、黒糖と、黒糖ピーナッツを買いました。黒糖は、単なる砂糖なんですが、そのまま食べても味があります。

ソーキ(豚の軟骨肉)や、リブもあるのですが、東京まで持って帰るわけにもいきません。郷土料理に使う食材もあり、見ていてもなかなか面白かったです。

石垣島で買い物をするなら、ここが良いと思いますが、「マリンメイト」からは、車で30分くらいかかります。ただ、信号もほとんどないので、すぐに着く感じです。


途中で立ち寄った沖縄資料館で放し飼いにされているリスザル。
手から餌をとります。数百匹いました。

ゆ、指が〜。。。

買い出しも終わり、さて、マリンメイトへ帰ろうと車に乗り込みました。運転するうちに、左手の中指が痛くなってきました。よく見ると、赤く腫れてきています。どうしたのでしょう。

しばらく我慢していたのですが、ドンドンいたくなり、サイドブレーキをひくこともできなくなってきました。ハンドルもにぎるのがかなりつらい。

中指は、どんどん腫れてきて、他の指の倍ちかくの太さになっています。

そうです。昨日のシュノーケリングで棘がささったところを中心に、腫れているのです。

しかし、イソギンチャクの毒でこんなになるのでしょうか?翌日まで腫れ上がり、こんなにも痛いのは、イソギンチャクでは考えられません。もちろん、すごく強い毒のイソギンチャクもいるでしょうけど、私が触ったのはハタゴイソギンです。

腫れ上がった中指を見て、はたと思いつきました。ウミケムシに刺された時のレポートを、たしか雑誌で読んだことがあります。刺されたところが腫れ上がり、何日も痛むらしい。たしかに、指に刺さっていた棘はケムシのハリのようなものでした。

車の中で、パパはかなり苦しみ、子供達が騒いでいるのも苦痛に感じ、
「静かにしてくれ!」と意味もなくどなったりしていました。

指は、その後も痛み続け、翌日帰るときも荷物をもつことが苦痛でした。

最初、化膿したのかと思い抗生剤の軟膏を塗ったのですが、まったく効き目ナシ。その後、虫さされの薬をぬったら、若干楽になりました。消炎剤や、痛み止めの成分が入っているのでしょうか。。。

しかし、ウミケムシの毒はすざまじい。何日も痛むし、腫れもひどいです。海に潜るときは、素手は危険です。

(石垣島つれづれ記(6) へ)

つれづれ記トップへ戻る